ビッグウィッグ(ボディ)(想い)重い問題

ムンクラ様ブログ
https://www.mooncraft.jp/blogstaff/event/bigwig-2017/
https://www.mooncraft.jp/blogstaff/published-information/rc-magazine-bigwig2017/
プロモV
https://youtu.be/zVjgoB9lmIQ

ビッグウィッグと言えば由良拓也デザイン 
パリダカ959(浮世離れ感が凄い)と同時発売の田宮のRCバギー10周年記念モデルでした

今思うと田宮オリジナルバギー群も劣らない秀逸な魅力を持っていたのは凄いです 幅広い知見を集めてセンスを磨いた上で揺るがないテーマを持ってデザインされていたのでしょう

日曜日朝方やってたRCカーグランプリ ジャンプし土のバンクを華麗にドリフトしヒラヒラと左右にターンするバギーは憧れでした

デカいカツラはファンキーなアフロ? アメ車好きな由良さんぽい
白い上品な空力ディッシュホイールにちと都会的なオーバルブロックタイヤはお洒落です  車剛もこれ履いてパワーアップしてました

重厚かつ流れるような美しいボディは華麗なジャンプ、高速巡航、高速コーナリングの為に作られました
高々とリアウィングを掲げ、ワイドで極めて独創的かつ優美なスムーズなサイドフェアリングは軽やかに白く塗り分けて重過ぎない
リアホイールフェンダーで上側がウイング形状だと思ってましたが由良さんならではの発想で下側をグランドエフェクトカーのエッセンスを取り入れたのだなとF1史を知ってから気付きました
その後輪との干渉を考慮された位置関係は往年のフォーミュラカーのように微妙でバギーのトラクションを意識した位置、タイヤフェンダーでなくサイドウイングというロマン
気流を読み細部まで制御した証、決してダルじゃない空気の壁を突くノーズは並み外れた空力マシンをアピール
NACAダクト+艶かしい曲線美のフロントカウルとリアのボリュームに視覚的にバランスした立ち上がったカンチレバー式ダンパー 荒々しい印象を与えつつスマートに整列され機構美と空力主義も両立している
過給機付V8.1000馬力を暗示するシュノーケルの吸気ダクトは屋根からきっちり空間を取ったエアロダイナミクス 実車以上に拘った由良さんの夢がつまってます(ミニ四駆じゃ外したいパーツ)
リアウィング裏はダンパーステー等の空力を詰めたかったに違いありませんがムンクラ社空力開発用模型風洞にてダウンフォースを確認 模型マニア車マニアを泣かせます

田宮の拘りはV8モールドとテールパイプ、ラックピニオン、性能より見せる機構 そうした田宮の模型哲学に適う幸せな共同作業になりました

垂直フィン上に各ウイングを配するという由良少年の卓越した発想力創作力
無骨なコクピットを避けて空力を有効化する意図が全体に込められています コクピット横の長い平らな部分はロータスF1のグランドエフェクトカーみたいだよね!
微妙に頭の中が キャノピーつけてえ… いやパチ四駆みたいなる駄目だと踏みとどまる絶妙な美しさ

空力と相反するバギーの無骨さを共に備えた神バランス
由良氏の模型趣味やかつての田宮のスロットカーで培った美的趣味と実体験を形にしたデザイン
アナログと美意識による念入りな美しい設計
まさに田宮の記念モデルに相応しいRCバギーの傑作だと思います


ミニ四駆は身近でした
プラモデルが身近でしたから、そこに高級な玩具のRCがゴージャスな見た目そのまま高級な駆動装置(当時は群を抜いて画期的)を持って降りてきた
乾電池で動く、超速い頑丈で登坂力も踏破力も驚異的
憧れだったバギーを可愛いサイズに小型化、スパイクタイヤ、4輪駆動は子供の夢を大爆発させました
砂場や校庭を爆走する、自宅で本でジャンプ台作って遊べる
子供には身近なスーパーカー、比べるならNSXやR35GT-R並な革命でした
時計は元に戻せないから今じゃミニ四駆なんてありふれた物になったかもしれないけど

ミニ四駆は子供に身近な物であってほしい
コースの中にとどまらない、どこへでも走らせてディスプレイできて、模型本来の美しさと作る楽しみと走らせる楽しみも兼ね備えてるミニ四駆(50TA)

大人だから外でそこらを走らせたりはしないけど、本当のロマンとかノスタルジーて、可能性さえ在れば味わえる物なんだよね
ホットショット、ビッグウイッグ、アバンテなど偉大な遺産を活かして簡素な魅力の詰まったミニ四駆を出して欲しいんだよな
両軸をベルトドライブの手は無いか ギア比を変えずに車高を上げるにも両軸が適してそう
1000円でサスペンション付きのミニ四駆ぜひ見たいな
作りさえ精巧なら大人も欲しくなります 子供も

ミニ四駆化のRSはボディの良さを活かせる作りなんだろうか S2かVSなのかな

皆で持ち寄って公園や空き地や庭でどこでも走らせた頃のビッグウイッグは輝いてたな
コースを知り重さに失望した時のビッグウイッグは残念だった
旧ビッグウイッグjrのファンは本格的に フルカウル速くする問題 に取組みたくなるのか?少し期待して待とう


http://www.tamiya.com/japan/products/95308/index.htm
ボディの継ぎ目変わってたら改造し易いな
やっぱ大径化とシャコタンはかっこいいな

特別企画商品でこの内容なので
他のRSモデルに比べて走行性能よりパーツ色に拘ってディスプレイ用に最適化されたモデルと言えそうです
ホイールはツヤ消しの銀色なので実車感はRCより上かな
ノーマルで完成度が高いのは一般向けにこれ以上無い高性能だと思います
ボディとステッカーはミニ四駆最強の御褒美パーツと言えるでしょう


https://youtu.be/dzvcdVoKhJE
コミカルミニ四駆にブラケットとネジ穴を増設してマスダンなどの改造ができるようにして売ったら面白そう