減衰と摩擦

サイドギロチンマスダンパーというセッティングを前によく見ました
提灯マスダンパーは先のマスダンパーを跳ねさせて提灯アームを残すセッティング、サイドギロチンはアームを残す事ができないので(多分)廃れた感あります
これのマスダンパーの運動エネルギーを90°変換して叩かせて吸収させたら面白いかなとか考えました85°位にしたら戻って来そうですもんね


あと、前も少し書いた板バネです
文房具のホチキス、ミニカーのサス等に使われてます
板バネは馬車の時代からあって戦前のF1のサスにも使われてました
クロカン4駆やダンプカーや軽トラ、90年代のコルベットボルボの乗用車にも使われました
横置き板バネは軽量スポーツカーやフィアットの小型車のFサスに代々使われました
実車では位置決めとバネと減衰が一度にできるのが利点、軽量簡素な機構はミニ四駆向きかなと

板バネは複数枚の板をまとめて板同士の摩擦によって減衰します(板の隙間にブッシュが挟まるのもある)
現在は板バネに油気圧のショックアブソーバーも併用されますが10㌧トラックなどはショックアブソーバー無しな様に思います

今日ほどのスピードでない時代の極悪路を飛ばすラリーレイド競技では油圧ダンパーが壊れて外したら板バネのみのほうが乗り心地が良かったという事もあったそうです

戦前のF1の板バネにはディスク式の摩擦ダンパーも使われました
RCもフリクションダンパーあり
油圧のダンパーも摩擦を使った減衰ですね

摩擦=減衰=跳ねない

ミニ四駆で板バネを使うならミニ四駆キャッチャーの素材は良さげですが摩擦を使うにはこれだけだと厳しいか…マスダンパーとセットで使うのかな
工作マットの上にミニ四駆を落下テストして跳ねないなという動画よくありますそういったイメージでしょうか
提灯アームを残しその先のマスダンも跳ねさせない感じ?

よゐこばりにシュールな締めだ👬