妄想音響業社

野外でPAスピーカーを複数配置する場合、届く範囲と明瞭さを考慮すると思います
ミニ四駆の会場でも使われてます

スピーカーにラインアレイというのがあります
複数のスピーカーを向きを揃えて並べると大きな一つのスピーカーの様に明瞭感がでます(音量大、遠くまで届きます)が、ビーム状に指向性ができてしまいますので、角度に注意して拡散を狙ったりもできますサイコガンダム(おなじみ)の胸の拡散メガ粒子砲みたいに

点音源、線音源とでも呼ぶのでしょうか
タイムアライメント等と…いうのだろうか…
複数のユニットを使ったスピーカーも点音源に近付けるように擬似的に一つのユニットから聞こえている様に配置されています(インライン配置)
点音源に近付ける工夫は同軸スピーカー、仮想同軸スピーカーといった配置は更に聞こえ方の自然さを意識した配置になります(ビクターのオブリコーンを使ったオムニアレイは素晴らしい)

複数のPAスピーカーの向きを揃えて複雑でない線上に(例えばゆるい弧を描くなど)配置すれば、ドップラー効果など複数のスピーカーが干渉しないで聞こえると思います
基本はスピーカー間隔を開け過ぎないのが良いと思います

よく音響に凝った大型の遊園地の園内放送の特定の音響業社が調整するなどの技術は他にも要素がありますがこうした物じゃないでしょうか

また、耳の位置の高さも良いですが、スピーカーを上向きに地上に置いた方が低音が空振りせず反射音と直接音が一体になります
指向性も僅かに斜めに聞こえる向き(インラインを気にして)にセットすれば非常に明瞭にアナウンスができるんじゃないでしょうかグランドレベルで統一の意味でも
でも聞こえ方の不自然さと上に配置した方が遮へいされませんし、人間の心理として放送の内容に従い易い(天の声的な)とかはあるかも

不明瞭であれば音量を上げざるを得ない、明瞭であればうるさい音量でなくても聞こえるといった関係

以上、全部妄想でした