フォーミュラEのFウイングはスポーツカーノーズ、2016のインディカーは下面がディフューザー状上面はややスポーツカーノーズ的。
リアタイヤが7、8割覆われているのは共通してます。
2016のインディのHDF仕様やF1のFウイングは上面はウイング下面はデフューザー効果と両立している感。
3D形状な小さいフラップと隙間の連続がトレンドですが、薄い板と微妙な造形でダウンフォースを増加しつつ車両後半への整流を兼ねているんでしょう。
本家ホエイルマシンのカウルはミニ四駆的スポーツカーノーズで機能的かつ先鋭的ですね。ホエイルと銘打ってカモフラージュされているけどすごいなと。ここはパクっと頂きたいです。
紙飛行機は折り目を翼の下面に来るように折るとよく飛びます。同じ折り方で裏返して折り目を翼の上面にすると途端に不安定になります。(たまに良く飛ぶから困る)
正圧では剥離が起こりにくく負圧では剥離が起こりやすい。紙飛行機の折り目は翼面積に対して占める割合が大きいと。戦闘機のハードポイントも翼の下面だけですゴテゴテしてても飛べるのはそういう事なんですね。
翼の上に渦が発生すると失速の状態ですね。翼の下で揚力が得られていても翼の上に常にエアブレーキを立てている様な感じで飛べない。詳しく見ると翼の下の気流が押し下げられて後方に流れれば揚力になりますが、押し下げられた気流が翼後ろを乗り越えて上に回り込んでしまうと、前後から気流が回り込んで翼が丸棒と同じになってしまう。
自動車のリアウイングは
ステーで翼に渦が発生しますが、面積に対してステーが小さい
湾曲が強いので乗り越え(失速)が起こりにくい。
高速で乗り越えが起こりにくくなる
総合するとミニ四駆においては低速で面積比でステーの割合が大きいのでウイング下の気流は馬鹿にできないなと思います。
実車ではウイング下の整流は両端支持やスワンネックという支持構造を使います。ミニ四駆ではエアロマンタレイについてます。
スワンネックを自作するならポリカよりスチロールorABSのウイングの方がいいかもなと思い始めています。
俺理論全開でお送りしました専門家の方は見ないでくださいm(_ _)m