ローラーの前後左右幅について 22.9.15

最近、ローラーベースやローラー幅についてnoteやYoutubeで見かけて、へー。となったので
5レーンの最大コース幅で180°ターン、コーナー最小内径を点、1~5隔壁無しのコースと、ローラーベースをコーナリング可能な限界の長さまで前後均等に伸ばしたマシンで考えました。

・前に長いとコーナーより手前からコーナリング始め(ODNさんのコメより、きっかけ作りになって小回りになっても安定する、なるほど💡😯)
・後ろが長いとコーナー終点より後までコーナリングしている。
・コーナー頂点付近で半径が小さい楕円(極短いほぼ直線を挟んだ2つの放物線?回転寿司の連結部の動き?)を描いている?
・コース内をアウト-イン-アウトして前輪をイン側に、後輪をアウト側に横滑りを強いられて摩擦抵抗が増える。
・前後でバラバラな動きをして姿勢変化が大きい(?)侵入は速く、中間で遅く、脱出でまた速いイメージ?死点に行くまでと行った後で繋がりが途切れるのか
・前後バンパー先端が速い円運動を強いられ運動エネルギーを消費して車体の中心は旋回中の前進速度が遅くなる。
・フロントバンパーが直進から旋回運動に切り替え、リアバンパーが旋回から直進に切り替える時に力を受ける。
・車体がコーナー中央に来ると前に伸びたバンパーがコースに対して90度に近くなりブレーキ、その場回転を強いて後ろバンパーが回転を始め後輪が大きく滑る。
・コーナー進入でフロントバンパーが横から応力を受けて減速し、コーナー脱出でリアバンパーが横から応力を受けて加速するが、スイングバイ的に加速支援を受ける最中も壁に向かっており非効率?
・車体中心がコーナー頂点を過ぎると前ローラーはコーナーを脱し始め、後輪は壁から離れる方を向き、後ろローラーは壁から離れる向きに加速を始めており、スイングバイ的な加速支援が得られにくい?
壁から受ける圧力は
前ローラー: 0〜90°まで徐々に強まり90°〜180°までとても強い圧力?
後ローラー: 0〜60°まで弱く死点付近に急に接し60〜180°まで強い圧力?
🐾ローラー幅だけ1~5オープンコースいっぱい(最内隔壁一枚)に広げた180°ターンの場合は常に一定の走行ラインでアウト→イン→アウトの横移動が無く摩擦ロスが小さい
・不安定そうな以外は特に悪い挙動はなさそうですね

ロングローラーベースの特徴(予想)
・前輪の抵抗が増し、後輪の抵抗も増え駆動力は減る
・直進安定性と引き換えにコーナリングは遅くなる

という予想をしつつローラーベースをレギュの範囲に戻して考えると、ただ後ろローラーが壁を叩いてるだけになりそうではある
とは言え、ミニ四駆車載動画の通り180°コーナリングも一瞬なので小さい移動距離でも急な動きになり衝撃は大きい?

コーナー頂点でその場回転の様になってスピードが急な回転運動に変換されて前進スピードを殺している…タイヤとローラーの摩擦も大きくなるが、荷重が車体中央より周辺に分散すると慣性マスが大きくなりロスも大きくなりそうっすね…てことは前/後ウィングでダウンフォースとか、遅くなるかもっすね
ローラー位置は最内側のコーナリングが影響でかそうですね

電動可変ローラーミニ四駆 - YouTube

環状周回コースでロングローラーベースが遅いのはタイヤの摩擦以外にも小回りが遅くなる理由がある?
例)
投石機の腕が長い方が遠方に届くのはレバー比の関係?
Nardoの高速周回路(これはタイヤ性能の影響大か)
大型加速器施設(これは実験設備の人間の限界か)

半径10m、最内が点、隔壁無しの円周コースで前後にバンパーステーを限界まで伸ばしたマシンで考えると
・前ローラーはほぼ前からのブレーキ、僅かな角度率分前へ進み、横滑りする率が物凄く大きい、前ローラーと前バンパー自体は高速で横移動している
・後バンパーと後ローラーはほとんど受動的に横移動させられておりコースに軽く接して僅かな力しか分担していない?
マシン本体は最内を走っているが超低速になりそう…?
・超低速は遠心力が働かないので、後ローラーを横壁に当てる力弱く後輪が横滑りしたがらない(=コーナリングできない)、死点に垂直になって止まる方向な挙動になる、前ローラーを支点に前輪も後輪も共に大角度で横滑りしている


これらの妄想当たってます?どうでしょう
但し、ローラーベース短過ぎるとコーナー後のジャンプはCO、デジタルカーブ等では回頭性、追従性が高くなって高速で振られて吹っ飛ぶかも実際は長過ぎず短すぎずバランスが大事なようです

ノーマルタイヤは低速でマルーンタイヤより速い場合も有るようですが、速度が上がるにつれて摩擦がブレーキになるのかな?そんな過去の比較動画なんかも思い出しました。後輪タイヤの摩擦はブレーキになりにくいのでノーマルやスポンジタイヤの選択有りなのでは
また、2019JCのライジングファントムチェンジャーの登りでバンパーの反発で180°向きを変えるマシンが多かったらしいので、後輪に高グリップタイヤで直進性を上げる対策も有ると思います